【J2第10節】モンテディオ山形 3-4 京都サンガF.C.

モンテディオ山形 3-4 京都サンガF.C.
日時:2020年8月8日(土)19:03KO
会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “んだスタ”(2,865人/雨 23.4℃ 88%)
主審:井上知大
22′-山形/野田裕喜
31′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
37′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
42′-山形/山岸祐也(pen.)
47′-山形/山岸祐也
53′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
87′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

■モンテディオ山形(4-2-3-1)
GK21:櫛引政敏
DF6:山田拓巳(89′-DF4:三鬼海)
DF23:熊本雄太
DF5:野田裕喜
DF19:松本怜大
MF7:岡﨑建哉
MF17:中村駿
MF40:渡邊凌磨(71′-MF18:南秀仁)
MF11:山岸祐也
MF25:末吉塁(89′-FW33:高橋潤哉)
FW13:大槻周平(71′-FW9:ヴィニシウス・ヴァスコンセロス・アラウージョ)

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF16:安藤淳(82′-DF19:麻田将吾)
DF23:ヨルディ・バイス
DF6:本多勇喜
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(46′-DF30:石櫃洋祐)
MF29:中野克哉(71′-MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
MF41:金久保順
MF8:荒木大吾(85′-MF14:中川風希)
FW18:野田隆之介(71′-MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナンモッタ”)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

ピーター・マドゥアブチ・ウタカ選手(京都)
「自分にとって、日本で初めてのハットトリックさ。
チームが勝ったこと加えて、ダブルでうれしいよ。
思うに、山形の戦い方は驚きであり、素晴らしかった。
数多くのチャンスを作られた一方で、われわれはあまりチャンスをつくれなかった。
ただ、チャンスをものにできた数で勝ることができたんだよ」

實好礼忠コーチ(京都)
「山形さんの“圧”、出足の良さに終始圧倒されてしまったゲームでした。
そんな中で、よくウタカが決めてくれました。
本当に僕自身も経験のしたことのないゲームで、こうなって(※ウタカの4点目に頭を抱えて)しまった」

石丸清隆コーチ(山形)
「4バックに切り替えて、プラン通りにゲームは進められた。
だが、個人の能力にやられてしまった。
もちろん4失点もしたというのは、われわれに隙があったということだが。
3ゴール?
欲をいえば、もっと取れたし、勝ちゲームにしなければいけなかった。
攻守のバランスを見直さなければいけないというのが率直な感想。
個が強い相手であろうが、しっかり守っていかなければいけない」

うたかたの夢カード

山形の「京都対策」が完璧すぎた。
京都のビルドアップ、3バック+庄司のパス回しに対して、まず庄司に山岸がマンマーク。
3バックに1トップの大槻と、サイドハーフの2人がプレッシング。
また、京都がサイドにボールを運んで突破を掛けようとしても、サイドハーフ&サイドバックが防波堤を作る。
ボールを奪っては、京都が「5-3」 のラインを形成しても、中盤「3」の間や「5-3」の間に選手が顔を出して、楔のパスを入れまくっていた。

試合開始からずっと山形に押されてて、「これ、4バックに変更しないと、じきに決壊するなぁ…」と思ってたら、まさか3点も奪われるとね。
そして、まさかまさか4ゴールを奪えて、アウェイで勝てるとはね。
實好さんは、シーズン開幕前「3バックも4バックもできるように」と言った記憶がある。
ただ、きょうも3-1-4-2(守備時は5-3-2)はキープ。
71分、ジュニ&モッタを入れて、「3-1-5-1(守備時は5-4-1)」にすることで、中盤「4」にして穴を埋めた格好だった。
相手がどんな陣形であれ、取り急ぎ3バックを熟成させていく――という考えなのかなぁ。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください