【J2第40節】FC琉球 0-3 京都サンガF.C.

FC琉球 0-3 京都サンガF.C.
日時:2019年11月10日(日)16:03KO
会場:沖縄県総合運動公園陸上競技場 “タピスタ”(7,523人/晴 24.4℃ 36%)
主審:世界の西村雄一
75′-京都/庄司悦大(pen.)
82′-京都/一美和成(右足←小屋松)
85′-京都/小屋松知哉(左足←黒木)

■FC琉球(4-2-3-1)
GK23:石井綾
DF21:上原慎也
DF4:岡﨑亮平
DF33:福井諒司
DF5:徳元悠平
MF6:風間宏希(89′-MF19:越智亮介)
MF20:上里一将
MF36:風間宏矢(78′-MF25:キム・ソンスン)
MF14:上門知樹
MF13:河合秀人
FW9:山田寛人(78′-MF34:ハモン・ヂ・アラウージョ・シケイラ)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF31:福岡慎平
DF25:上夷克典
DF4:田中マルクス闘莉王
DF5:黒木恭平
MF10:庄司悦大
MF13:宮吉拓実(65′-FW39:エスクデロ競飛王)
MF41:金久保順(89′-MF50:藤本淳吾)
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成(84′-MF20:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW22:小屋松知哉

樅ノ木は残った

後半20分、エスクデロの投入から流れが変わった。
中盤でフィジカルを生かしてボールを納め、細かいドリブルで、時間と周りの選手を駆け上がらせる空間を作り出す。
同じころ、FC琉球の運動量が落ちてきたこともある。
前半からボールをなかなか回せず苦戦していたのが嘘のような3ゴール連取。
采配ズバリ、そして早めの選手交代も良かった。
なんとか、プレーオフ戦線に踏みとどまった。

正直、キックオフからおおむね琉球にゲームを支配されていたのは事実だろう。
それもそのはず、京都の最終ラインがボールを持てば、琉球の前の選手たちが全力疾走で駆け寄りプレスをかけてくる。
サボる選手がおらず、京都としてはボールを持たされ「ハメられていた」という感があった。
一方、京都の前線はそこまでプレッシャーをかけない。
琉球は最終ラインから中盤にパスをつなぎ、庄司の脇でボールを収めて、サイドに展開するかスルーパスを狙うか、というシンプル攻めに徹していた。
前半、清水のビッグセーブ。
後半、京都セットプレイからのカウンター、相手の数的優位な状況での仙頭のシュートブロック。
この2局面に関しては完全に「1点モノ」で、ここでゴールが決まっていたら、結果はどうなったかわからない。
運も味方してくれたのかな。

得失点差ながら、順位はひとつあがって8位。
まだプレーオフ圏外であり、残り2戦を勝ち続けることは「必達」の条件となる。
そんな中できょう気になったのは、繰り返しになるけど前半の不出来。
相手に対して受けすぎていたというか、全体的にパワー不足、気力不足のように見えてしまったのだ。
「負けられない」のだからもうちょっとガツガツ、とは思うのだけど…。
まぁ、選手のほうが余裕があるということなのかもしれない。
まずは次の千葉戦、2019シーズンホーム最終節、そして本拠地としての西京極も最終ゲーム。
記憶に残る試合にしてほしい。

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