【J2第36節】レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.

レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.
日時:2019年10月12日(土)14:03KO
会場:下関市営下関陸上競技場(4,166人/曇 23.8℃ 49%)
主審:上村篤史
79′-山口/田中淳一 “パウロ”

■レノファ山口FC(4-2-1-3)
GK17:吉満大介
DF28:石田崚真(86′-MF40:小野原和哉)
DF6:前貴之
DF49:菊池流帆
DF13:楠本卓海
MF5:佐藤健太郎(68′-MF14:吉濱遼平)
MF16:高宇洋
MF29:三幸秀稔
FW10:池上丈二
FW38:宮代大聖
FW4:高井和馬(72′-FW7:田中淳一 “パウロ”)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:加藤順大
DF16:安藤淳
DF17:牟田雄祐
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平
MF10:庄司悦大
MF31:福岡慎平(63′-MF50:藤本淳吾)
MF41:金久保順(88′-MF44:中坂勇哉)
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成(79′-FW13:宮吉拓実)
FW22:小屋松知哉

手から滑り落ちた勝ち点

業を煮やしてか、ついに4バックに回帰。
安藤を先発としては今季初めて右SBに回して、最近安定感を増していた牟田がセンターバックに。
序盤はボールを回すことでアップアップという感じだったけど、相手の運動量が落ちてきた後半はポゼッションサッカーを表現できていた。
それだけに素早いリスタートからのロングボール一発で裏を取られ、失点してしまったのは、本当に残念だったなと。

改善すべきは大きく2点。
最終ラインからの球出しと、シュートを打つ回数をもっと増やすこと、だろうか。
前者に関しては試合開始から山口の3トップにいい距離感で相対され、ボールの出しどころに困っていた。
結局、庄司がセンターバックの間に落ちて、福岡がアンカーに位置することで対処していたけど、福岡がボール持ってからも、前に行くまでに手数と時間がかかっていたことは否めない。
夏ごろだったら、安藤が中央からドリブルでオーバーラップをかけて、相手のマークを1枚剥がずことで、相手前線のプレスを無効化していたけど、対戦相手の京都対策が進んで、なかなかうまくいかないなぁ…。

シュート回数に関しては、この日も前半はシュート0。
相手がリトリートしてしまうと、ボックスの周りでパスを回してボールは動かせど、決定機を創出するまでには至らない。
後半でも、決定機といえば仙頭が抜け出してた打ったところ、庄司の前にボールが流れるもダイレクトで打たず、一度止めたことで相手DFスライディングにぶち当ててしまったシュートぐらいかな。
ファイナルサード攻略の直前、パスのレンジが短くて相手にカットされたり、きょうに関しては精度不足も目立っていた。

ただ、組織的な守備という意味では、3バック時よりもだいぶ良かったことは評価しておきたい。
もしプレーオフを戦うのなら、守備を安定させることが絶対条件。
今のサッカーをもう一度熟成させて、シーズン最終盤を走り抜けるしかない、って思えた試合だった。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください