【J2第14節】FC町田ゼルビア 2-2 京都サンガF.C.

FC町田ゼルビア 2-2 京都サンガF.C.
日時:2019年5月19日(日)16:03KO
会場:東京都町田市立陸上競技場(3,625人/曇 21.8℃ 49%)
主審:井上知大
1′-京都/一美和成(右足)
4′-町田/大谷尚輝
66’町田/ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク
82′-京都/仙頭啓矢(右足←ジュニーニョ)

■FC町田ゼルビア(4-2-2-2)
GK13:増田卓也
DF2:奥山政幸
DF35:大谷尚輝
DF23:酒井隆介
DF25:佐野海舟
MF15:井上裕大
MF24:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク(85′-FW18:岡田優希)
MF29:森村昂太(73′-FW11:山内寛史)
MF32:戸高弘貴
FW8:ジョン・チュングン
FW9:富樫敬真(46′-MF19:土居柊太)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐(76′-DF28:冨田康平)
DF16:安藤淳
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平(70′-DF4:田中マルクス闘莉王)
MF10:庄司悦大
MF31:福岡慎平
MF8:重廣卓也(62′-MF20:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成
FW22:小屋松知哉

張り巡らされた網の目

ラインを高く上げ、前線から相手のパスコースを消す町田。
そしてボールを奪うやいなや、一気呵成に縦へと攻め込む!
ピッチ上に「網をかけて」相手のミスを待ち、「高い位置でボールを奪うこと」を前提にゴールへの設定図を描いているのだ。
「漁(いさり)」に例えるなら、「陥穽漁法(かんせいぎょほう)サッカー」とでも言おうか。
対する京都が志向するのはボールを大切にし、焦らず時間をかけて、パスを回し、ゴールという「獲物」を狙う、言わば「一本釣り」。
しかし。
その京都がきょうに関しては、ロングボールとカウンターから2ゴール挙げたというのが、興味深い。
いやぁ、サッカーって怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ。それでは次節をご期待ください、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ…(淀川長治調)。

って終わらずに、きょうを象徴するシーンを――。

5レーンにバランスよく選手が散る京都。町田は守備時に1トップの1人が降りて、庄司をマーク。起点を作られないように留意しつつ、京都をサイドに追いやり、小屋松が下がってボールを受けようとすると、町田のサイドバックが高い位置まで上がってプレッシャーをかけていく

右サイド、小屋松が下がり黒木と縦のチェーン関係で突破を図ろうとするも、前を3人にカバーされていては厳しい。庄司は相手FWにマークをされ、重廣も高い位置まで出てしまって、京都は完全に封殺された格好になった

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