【J2第3節】アルビレックス新潟 1-1 京都サンガF.C.

アルビレックス新潟 1-1 京都サンガF.C.
日時:2018年3月11日(日)14:03KO
会場:新潟県新潟スタジアム “ビッグスワン”(1万4239人)
主審:山岡良介
15′-新潟/矢野貴章
19′-京都/染谷悠太(ヘッド←FK:仙頭)

■アルビレックス新潟(4-2-2-2)
GK1:大谷幸輝
DF3:安田理大
DF5:富澤清太郎
DF4:ソン・ジュフン
DF31:堀米悠斗(85′-DF24:川口尚紀)
MF50:坂井大将
MF6:磯村亮太
MF10:加藤大(76′-MF33:高木善朗)
MF40:小川佳純
FW19:矢野貴章
FW9:河田篤秀(61′-FW11:ターレス・リマ・ヂ・コンセイソン・ペーニャ)

■京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF4:田中マルクス闘莉王
DF15:染谷悠太
DF6:本多勇喜
MF3:宮城雅史
MF8:重廣卓也
MF14:仙頭啓矢(90+4′-MF18:望月嶺臣)
MF22:小屋松知哉
MF13:岩崎悠人(69′-MF11:湯澤洋介)
FW9:レンゾ・ロペス・パトロン(88′-FW19:大野耀平)

毎年3月は繁忙期で死んでいるので、なんとかdaznで1試合1回だけ見ている状態です。
3戦を振り返っての所感をざっとメモ書き。

●初戦は最悪最低の出来、2戦目はシステムを変えて、3戦目で多少は改善されてきた。特に守備面では、相手にボールを奪われたら(ネガティブ・トランジションの場面)、まず4-1-4-1の布陣を整えて、そのあとボール保持者に近い人間がプレスに行くという“順番”を徹底した模様。

●攻撃では、2CBの近くにアンカーが落ちて、3人でボールを回しつつ相手FWのプレスを剥がしていくイメージ。ただ、そこから中盤、前線に効果的なボールが届く、というシーンは少なかった。2センター、およびFWがうまくボールを引き出せれば、という課題が残った。ただ、ときどき仙頭が相手のプレスを受けながら、うまくターンして前を向いていたのは良かった。

●宮城のアンカーで中盤でのフィジカル勝負ができるようになり、重廣の起用で2列めからの走り込みが増えてきた。…っていうか、初戦で望月&仙頭の2ボランチ先発でいけると思った“目”が節穴。

●ただ、新潟が町田、福岡よりはチームの成熟度としてワンランク落ちる印象だったのも事実。ボックスの4-4-2でサイドに起点を作ってサイドハーフとサイドバックで崩すのみのイメージだった。前線への縦パスを入れてこようとか、ハーフスペースを有効に使おうという攻撃ではなかった。J2でさえ、ひと昔前の戦術。まぁ、鈴木政一さんは2004年以来14年ぶりのJリーグでの監督だし。

●レンゾ・ロペスは味方の使い方に長けているイメージ。ただ、ひとりでゴリゴリ行ってくれるタイプじゃないので、4-1-4-1なら、中盤のインサイドハーフ、およびサイドハーフが前線にフォローしていかないと苦しい。サイドからのクロスに対しては、もう少しボックスに入り込む選手を増やす方向で是非。

●岩崎、小屋松は攻撃時にスペースがない場合、単調な動きになってしまいがちで、消える場面も多かった。ドリブルでの単独突破で中へカットイン、シュートのようなイメージも欲しいところ。

●きょうの先制点はFKを仙頭が蹴ったことが功を奏した。石櫃のキックは相手もスカウティングで球筋を見極めているだろうから、左足で蹴ることができる選手を含めて、キッカーは複数候補がいたほうが良い。

●選手層の薄さは否めない。FWでは大野のワントップを託すのはまだ時期尚早という印象だし、サイドも中盤も最終ラインも負傷者が出てきたら…と不安が残る。予算がない!のは承知しているが、J1の余剰人員をうまくレンタルで取れないかと思ったものだ。

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