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藤沢周平「用心棒日月抄」(***)


用心棒日月抄 (新潮文庫)
用心棒日月抄 (新潮文庫)

2010年は、本のことについてブログを書かなかった。
過去に手にした本を、また読んでいたことが多かったからだ。
そして、昔書いたブログの文章を見返すと。
「読み方が浅かった」
「そんなところがツボだったのか」
と、われながら驚くことも多かった。
自分の言ってることは、一貫性のない、いい加減なものである。
そう、しみじみと感じたのだった。

さて、2011年に最初に読んだのは、藤沢周平の名シリーズ。
これは、藤沢ワールドの中でも、読んだことのなかった。
なんだか、シリーズものだと、身構えてしまって、なかなか手が付けられなかったりするよね。

舞台は元禄江戸時代。
藩内の権力抗争に巻き込まれた主人公・青江又八郎は、江戸へ向かう。
脱藩者として当座、剣の腕をいかして用心棒として生きていくことにしたのだ。
連作短編となっていて、毎回「用心棒仕事」をめぐって事件が起きるという仕組み。
おお、wikipediaにも説明があった。
用心棒日月抄 – Wikipedia

藤沢周平といえば人情モノが好きなんですが、これは剣術モノ。
とはいえ、コミカルな要素もあったり、ちょっとしたロマンスもあったり。
広く読みやすい内容だった。
むか〜しNHKで見た、村上弘明主演の「腕におぼえあり」は、このシリーズが下敷きだったのか。
なるほど。

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