- 2010 年 5 月 13 日 2:00 AM
- 書籍一般
■オシムの戦術
イヴィツァ・オシムが日本代表監督をしていたときに通訳だった方の回顧録第二弾。
「戦術」という題名は付いてはいますが、そんなディープな話は出てきません。
まぁ、書いている人がサッカーの指導者ではないのでやむをえないところ。
具体的には、追い越しの動きを徹底させたこととか、サイドバックの両方が上がったときの空いたスペースの埋め方の話とかの解説が少しあります。
個人的には、その戦術を植えつけるためにどんなトレーニングをしていたか(いくつか実例が挙げてある)、といった話のほうが興味がありました。
さいごのほうでは、オシムを引き合いに出しながら旧日本軍の愚行について語るという「トンデモ」な方向に向かったりして…。
また、オシムの故郷・旧ユーゴの話や倒れたときの逸話などにも章が割かれています。
というわけで、繰り返しになりますけど題名から「戦術本」と思っちゃうとがっかりするかも。
オシムのトレーニングと代表監督時代にどんなことを思っていたかを伺い知ることができる、「監督・オシム」について記された本——これから読む人はそう思ってもらったほうがベター。
今までは「人間・オシム」を語る本が多かった中で、確かに目線は新しい。
表紙イラストは吉田戦車(筆者のいとこ、らしい)。
※過去ログ
■千田善「オシムの伝言」(***) – Sex & Books & Football
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://www.kyotosanga.org/blog/2010/05/13/%e5%8d%83%e7%94%b0%e5%96%84%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%82%b7%e3%83%a0%e3%81%ae%e6%88%a6%e8%a1%93%e3%80%8d%ef%bc%88%ef%bc%89/trackback/
- トラックバックの送信元リスト
- 千田善「オシムの戦術」(**) - Sex & Books & Football より

