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2010年2月9日のアーカイブ
角川春樹・石丸元章「生涯不良」(***)
- 2010 年 2 月 9 日 11:00 PM
- 書籍一般
角川春樹・石丸元章「生涯不良」(***)
■生涯不良
出版社会長、映画プロデューサー・監督、俳人。
コカイン密輸で4年の実刑判決を受け、刑務所生活を経験した男。
破天荒な人生で知られる角川春樹!
彼の弟子を自認する石丸元章が
「角川春樹の人間性を知るには、その精神世界を知るしかない」
と、師匠に問いかけていく。
そんな”師弟問答集”である。
俺が東京大地震を止めた!
鬼が見える!
旧来の俳句は「盆栽遊び」!
ブッダやキリストは本物ではない!
などなど、刺激的なフレーズが続出しまくり。
読んでいてドーパミン出まくりな内容なのだけど、取りいそぎエッセンスかなと思ったのは
「”宇宙の中心”と呼ぶべき存在があり、そのエネルギーと人間のいのちは繋がっている。
その意識の人間の意識は繋がっている」
という宇宙認識論。
でもって、そうした意識をもちながら、
「人間は生を受けたのは、遊ぶため。だから、遊べ。生涯不良でいろ」
と、熱くメッセージが発せられるのだ。
春樹氏の超ド級発言を、あなたが信じるかどうかはさておき。
常人とは思えない”変人”っぷりと、弟子・石丸氏の心酔っぷりは、読んでいて気持ちがいいものだった。
★戒律ってのはね、よく考えてごらん。
全部、人間を縛るためにあるだろう。
しかし人間が輪廻転生してこの世に生まれたきたのは、実は修行して魂を高めるためではないんだな。
「そう言っているのは、宗教の嘘である」
と、俺の啓示がはっきり断言したからね。
「ちがう」と。
俺に限らず
「すべての人間がこの時代、この地球に人間という形を持って現れたのは、単に遊ぶためである」
と、そういう啓示を俺は受けたんだ。
人は、何からも縛られる必要はない。
すべてにおいて自由である。
それが俺の言う「不良性」なんだな。
人間の脳がすなわち宇宙であるという俺の考えは——人間という存在は、何からも束縛されない自由な存在である、という断言でもあるんだ。281p
★……「使命感」だとか「倫理観」「国家感」——そんなもので自分自身を縛りつけてしまう必要は何もない。
自分がしたいと思えば、なんだってすればいい。
社会に尽くしたいと感じれば、そうすればいい。
なぜならそれが、自分自身が選んだ「遊び」だからだ。
そしてそれが遊びである限りは、どんなに過酷なことでも、必ずやりとげるものなんだよな。
反対にそれが善行でも、「使命感」や「義務感」や「責任感」に拘束されて、囚われた心で何かを行うのは、まちがっている。
……自分を拘束する「善」とされる何かに縛られたほうが、人は生きるのが楽なんだ。289p
※参考
■角川春樹さん – PRESIDENT – プレジデント
刑務所を出てから間もなく、俺は脳を開くことに成功した。ヒンズー教の神であるブラフマーは、危険だからといって、人間の脳を数%しか働かないように結束したという。俺は、ある儀式を通じて、ぶっ倒れながらも、その封印を解いたのだ。
ちょ、ヒンズー教の神、超えた。
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