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2009年9月7日のアーカイブ
【イベント】菊地成孔・大谷能生「アフロ・ディズニー」刊行記念特別講義「マイケル・ジャクソンと酒井法子」@三省堂書店・神保町本店
■アフロ・ディズニー
ぐうぜん神保町に行ったときに、イベント券を配ってたのでゲット。
参加してきました。
ギリギリについたので、サイン会はスルー(前に座った人から順番に、だったので)。
共栄堂でカレー食って帰ったり。
ちなみに、客層は相当年齢高め、平均40歳ぐらい?
自分がかなり若輩者に入るレベル。
神保町という場所柄でしょうか。
あと、意外と電話予約して会場に本を買い求めた人が多かったようで、講演中ページをめくってる方もちらほら。
さて、”特別講義”の内容ですが、8割がた菊地サンがしゃべってたんで、その発言を頭の中の消しゴムが消し去らないうちにメモしときます。
記憶をもとに適当に書いてるんで、コトバジリとかは全然違うと思っていただけレバー。
一部、大谷サンがしゃべってたことも交えてます。
●「マイケル・ジャクソンと酒井法子」…。
タイトルは文藝春秋の人がつけてくれたんだけど、今、出版界に元気がないなかで、2人のおかげでちょっとだけ息を吹き返したというか(笑)。
マイケル・ジャクソンにかんしては、死後いい本がいっぱい出てます。
僕も、これ、時効だから言ってもいいと思うんだけど、H・Kさんといっしょにマイケルについて対談をして本にしませんかというオファーが来まして(笑)。
なんでそういう話が来たか、まったくよくわからないんだけど(笑)。
さいわい、両者ともNGで流れましたけどね。
この世界怖いんで、ひとつのオファーを受けると「こっちも」となるんで、結局ひとつも受けませんでした。
マイケルが死んで、やれいろんなPVや映像がMTVなどで見られるようになったわけですが、ひとつだけ言っておきたいのが、マイケルがダンスをするときにつま先立ちをよくしていたこと。
これ、プレスリーの影響ですよ、あまり言われないことですけど。
リサ・マリー・プレスリーと結婚したことも含めて、マイケルの中にプレスリーが占める位置が大きかったんじゃないでしょうか。
●酒井法子さんについては、これはもう全面的に××です(苦笑)。
社会的には罰を受けるわけですから、それ以外にかんしては全面的に××ですねー。
日本中の人が「この人は自殺するんじゃないか」とハラハラしていたら、実は「抜き」に言ってたという(笑)。
これだけ人を元気にする話っていったらないですよ!
「炙ってた」とか供述してね。
まさか、彼女からそんな専門用語が出てくるとはね(笑)。
それに、踵から注射していた…という説もあって、それを隠すためにタトゥをしてたとか。
完全にジャンキー!
バロウズとまったく同じですからね。
…どうも、この話をしていても反応が薄いので早々に他の話題に移りたいと思いますが(笑)。
●この本を読み終わったという方はいらっしゃいます?
(1割ぐらいが挙手)。
あー。
まぁ、出て1週間ぐらいですからね(笑)。
「M/D」を出したときも同じようにイベントをやりましたが、あのときは発売後一ヶ月ぐらいで100人ぐらい来たけど、全部読んだ人が1人しかいなかった(笑)。
乱暴な言い方を言わしていただくなら、
「読んでもいねぇのに、何聞きにきたんだよ!」
と言いたくなったんですが(笑)。
しかし、「M/D」はあんだけの量の原稿を書いて、編集者と喧嘩して。
もう、編集者を呼びつけて、罵倒しまくったりしましたから(笑)。
あれだけの本が、出版社の倒産(注:エスクアイア マガジン ジャパン社が出版事業撤退)のせいで、出て1年で絶版というのは…。
絶版って、ほんと、本がね裁断されますから。
シュレッダーにかけるみたいにね。
本が倉庫に置いておいても、それが資産になってしまうもんですから。
映画のフィルムも同じですね。
びりびりにされてしまう。
しかし、「おしゃれ=神」のようにつくった「M/D」が絶版というのは、あらためて渋谷系の終わり、00年代の終焉というか。
それにたいして、「アフロ・ディズニー」はおっさんくさいですから(笑)。
後書きにも書きましたけど、文藝春秋の会社のね、男臭さ。
会議室のソファーとかね。
なにしろ、大谷君と2人で話してることを、速記の人が書いてるの(笑)!
さらさらーって。
もう、あらゆるところがおっさんくさい!
その会社から出して、いま1万2000部ですか…。
2人で書いた本としては過去最高。
発売1週間で増刷がかかっちゃいましたからね。
はたして、そんな内容なのか(笑)。
手に取ってわくわくした人が読んだら間違いなくシュンとすると思う。
あと、キーワード的には、
●映画美学校の入学希望者が激減、リーマンショックの影響
●最後は、外で数人相手に講義するしかない
●代々木から代々木上原まで歩きながら講義したい
●足下はもちろんサンダル、アルキメデスふう
●不況だからといって、ギャルソンは愛想よくならないでほしい
●ユニクロの人でさえ、「うちもそろそろやばい」と言ってた
●じゃあ、どこがやばくないのか!
●愛想がいいのはマクドナルドだけでいい
●マイケルがソニー盛田会長に送ったカセットテープ
●「視聴覚のズレ」というテーマは、慶応大学のピザーラで2人で話していて出てきた
●慶応の学生で講義をサポートしてくれた男子は、みんなジャニーズふう、草食系
●おっさん世代が「いつまでも感覚は子供のまま」みたいな話をしても、慶應生には通じず
●下巻は年内に出せ、と無茶言われてる
みたいなところっすかね。
無限なんで、このへんで。
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