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2008年9月3日のアーカイブ

椿姫彩菜「わたし、男子校出身です」。(***)

わたし、男子校出身です。
わたし、男子校出身です。
◇内容紹介
生まれたときは男の子、今は現役女子大生!
心は女の子なのに、身体は男の子として生まれてしまった著者が、家族との絶縁、恋の苦悩、社会的偏見、命がけの手術……さまざまな困難と向き合い、「女の子」として人生を再スタートさせるまで。



性同一性障害に悩んでいた筆者が、手術を受け”女性”になるまでをつづるエッセイ。
とにかく性転換って大変だとわかる。
まず手術費の捻出。
でもって、まず男性器を取っちゃう手術では命を落とす可能性がある。
さらに、女性器をつくっても、それから新しく生み出された女性器に毎日毎日棒を入れて、穴がふさがらないようにしなければならない。
高く厳しいハードルを越える必要があってもなお、性転換を、いや本人からすれば「本当の性」と取り戻すためのプロセスをいとわない姿には、感動させられてしまった。

そんな赤裸々な手術体験の一方で、気になったことがひとつ。
母親との確執には書かれているのだけど、父親にまつわる記述があまりにも少ないのだ。
父性ナッシング。
なんでだろう?
まぁ、恋愛の話などもさらりとだったし、あえてまだ触れたくない部分はあるのかなぁと思ったりした。

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