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平山瑞穂「ラス・マンチャス通信」(****)


ラス・マンチャス通信 (角川文庫)
ラス・マンチャス通信 (角川文庫)

◇内容(「BOOK」データベースより)
僕は常に正しく行動している。姉を犯そうとした「アレ」は始末されるべきだし、頭の足りない無礼なヤンキーが不幸になるのは当然だ。僕のせいではない。でも、なぜか人は僕を遠巻きにする。薄気味悪い虫を見るように—。カフカ+マルケス+?=正体不明の肌触りが、鈴木光司氏の絶賛を浴びた異形の成長小説。第16回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。



平山瑞穂のデビュー作にして最高傑作がついに文庫化。
本人の日記の、ことし2/16の記述によると、親本の版元である新潮社は文庫化を見送ったらしい。
第二作である「忘れないと誓ったぼくがいた」は新潮文庫から出たのに…。
平山瑞穂の白いシミ通信: 在庫一掃セール

異形の者が跋扈する世界が舞台。
「兄殺し」を犯した過去をもつ青年が、その世界で生きていくうちに体験する悪夢のようなできごとが描かれていく。
ドアタマからヘンな虫が出てくるし、ラストも衝撃的。
幻想的な雰囲気ななかで展開する、黒くてグロい物語は読み応えがありまくりです。
単行本のときの惹句、
「カフカ+マルケス+?=」
もよかったよね。
カバー画像も単行本のときのほうがよかったなぁ。
ラス・マンチャス通信
ラス・マンチャス通信

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