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山城新伍「おこりんぼさびしんぼ」(***)

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)
おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)

◇内容紹介
栄光と不遇が交錯するなかで、生涯芸への情熱を失わなかった俳優兄弟、若山富三郎と勝新太郎。芸能史を彩ったふたりを見続けてきた著者が、生身の彼らを描いた痛快裏面史。解説はプロ書評家の吉田豪。



先週発売の「週刊文春」で、
「このまま消えてしまいたい」〜山城新伍直撃「老人ホーム」最後の日々を語る
というインタビューが掲載された山城新伍。
糖尿病を患って以来、テレビでは見る機会が少なくなってしまったが、どうも本人はもう表舞台に立つつもりはない模様。
そんな彼が、若山富三郎・勝新太郎という役者兄弟の裏話——チョメチョメを明かしたエッセイが文庫になりました。
親本(幻冬舎刊)が絶版になって以来、アマゾンの中古市場では定価以上の価格で売られていただけに、うれしい限り。
おこりんぼ さびしんぼ―若山富三郎・勝新太郎 無頼控
おこりんぼ さびしんぼ―若山富三郎・勝新太郎 無頼控

内容は、豪快ながら女性にはシャイ…そんな若山のエピソードが中心。
男気あふれるエピソードに、思わず自分も「若山組」に入りたくなってしまうほどデス。
加えて、テレビ時代が来る前の、日本映画黄金期の芸能界のことがうかがい知れるのもいい。
浅草キッド・水道橋博士が「タレント本のなかでも屈指の一冊」と褒めるのも納得の一冊でした。

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