- 2008 年 7 月 28 日 12:00 AM
- 書籍一般
■看護婦が見つめた人間が死ぬということ (講談社文庫)
とある書店に平積みしてあって、買ってみました。
親本は1994年に書かれたもの。
何人もの患者が死ぬことに直面した看護婦さんだから言えるエピソードの数々が綴られます。
なかでも、ラストのほうにでてきた一節は心にポンと入ってきました。
★私は、患者さんの死にあたって、悲しんでいる家族にはかならず、
「誰もがいずれは行くところに、先に行かれるだけなんですよ。
今さいなまれている苦しみから解放されて、楽におなりになるんですよ」
と申し上げることにしています。(227p)
もちろん科学的な根拠はなく、目の前でたくさんの死が通り過ぎていった結果の感想。
なのですが、「人間の死」というものの説明として、今まで出会ったもののなかでいちばん感心した文章のひとつです。
うーん、って感じ。
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