- 2007 年 1 月 14 日 12:00 AM
- 書籍小説
■男坂
# 文庫: 273ページ
# 出版社: 文藝春秋 (2006/12)
# ISBN-13: 978-4167471026
# ASIN: 4167471027
# 内容(「BOOK」データベースより)
刑務所帰りの旧友と再会し、執拗につきまとわれる滋郎。愛する家族を守るため、言うなりに金を払うのだが—(「再会」)。故郷を捨てた建設作業員、経営する会社を乗っ取られ、田舎に戻って老母を介護する男など、人生の黄昏の坂をゆっくりと下っている男たちの日常を描いて圧倒的な余韻を残す、珠玉の作品集。
# 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
志水 辰夫
1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、1981年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
たとえば、つぎの文章の「いつだって」ということばが志水辰夫っぽいな、と。
★実際こと男の人生を見ていると、柳の下に泥鰌(どじょう)は何尾でもいることが素直にうなずける。舞い戻ってきた幸生をすでに知ってる連中は相手にしないとしても、世の中にはいつだってこれまでの幸生を知らない人間のほうが圧倒的に多いのである。170p
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