ホーム > アーカイブ > 2005年12月18日のアーカイブ

2005年12月18日のアーカイブ

「QuickJapan Vol.22」北山耕平・赤田祐一対談

きのうはひさしぶりの新宿。
混雑を避けJR新宿駅を南口から出て、ヨドバシカメラなどを冷やかしつつ、ルミネへ。
ルミネ1のブックファーストとルミネ2のブックファーストをはしごする。
(「ブックファーストルミネ新宿1店」はルミネ新宿・ルミネ1の5階にあり、「ブックファーストルミネ新宿2店」はルミネ新宿・ルミネ2の5階にある。ルミネ1とルミネ2は隣接してる…ややこしいな)

ルミネ2の4階には、いつのまにか、ヴィレッジヴァンガードができていた。
わりと狭い。
なぜか「QuickJapan(クイックジャパン)」の22号が平積みになっている。
北尾修一氏就任・リニューアル前最後の号(1998年12月発売)。
創刊号から赤田編集長時代のQuickJapanは毎号買っていたはずだった。
でも、なぜかこの号は記憶になかったので、買ってみる。
赤田祐一氏が新しい雑誌構想について北山耕平氏に話しに行く企画が、出色。

98年、出版業界が下り坂に来たことにかんして――。
北山「……メインはもうインターネットに移るかもしれないし。雑誌みたいなものはね。とくにほんとう、『ぴあ』とか、リクルートが作ってるようなものみたいなのは、ゴミなんだからね、はっきり言って。それを紙に印刷する理由なんて、まったくないわけよ。……」
町の書店も「頭を使わない」店はダメ、みたいな話に続く。

フナイズム(船井幸雄氏)的な思想について――。
赤田「あんまりヒューマンっていう感じじゃないですからね。ナポレオン・ヒル博士の成功哲学とかって。なんかロボットっぽいような…。」
北山「サイコ・サイバネティクスとかさ。おれ、やっぱり『ピープル』っていう概念が必要なんだと思うよ。すべてのものに。すべての人のための、じゃなくてね」
赤田「金もってる人たちのためにとか、ハイソだけじゃなくて、誰にでも応用可能であって、役に立つという」
北山「そう。それで公開されてるものっていう。知識から知恵へ、でしょう、やっぱり。……」


そして、「しごとのしすぎと失恋という個人的事情がかさなったことで、寝室の天井がぐるぐるとぐるを巻いて回り出し」たことから、ネイティブ・アメリカンの教えにたどり着いた赤田氏による、新雑誌「スピリチュアル・スーパーマーケット(仮)」創刊宣言で締められる。

しかし、この「スピリチュアル・スーパーマーケット」について、検索してもちっとも出てこなかった。
時系列としては、赤田氏が2000年まんだらけ出版部に行って、「あかまつ」を創刊したことだけがわかった。
ぽしゃったんですかね?

あと、この号にかんしてはナムコの「ミスター・パックマン」岩谷徹氏へのインタビューが掲載されている。
表4にはナムコの「リッジレーサー4」の広告。
記事と表4広告のリンクという「QuickJapan」の伝統はこのころから存在したのか!と唸る。

That is no good.(てんでだめ)

忘年会といえば店選びがだいじになってくる。
だめな居酒屋を選んだ幹事は、それだけでセンスのないやつだと軽蔑されてしまうのだ。

先日行った店は、典型的なだめな居酒屋だった。
本日のオススメがほとんど売り切れ。
オーダーをとりにくるのがおそい。
いろんな店員がつづけてオーダーを取りに来る。
料理がつづけて出てくる。
椅子が硬い。
そもそも椅子が小さい。

ああ、だめな居酒屋だなぁと思っていたとき、店員たちの会話が聞こえてきた。
店長(オジサン)が女性店員(ギャル)にむかってこう言っている。
「さっ、しごと、がんばろ~」
「店長、なに言いきかせてるんですかー」
どう聞いてもやる気がない。
店長なのにこの体たらくはなんだ。
店員もそれに輪をかけてチルアウトしているぞ。

だが。
このあまりのだめさが、逆にほほえましく感じたのだ。
「マイナス×マイナス」が「プラス」になるように、「だめ×だめ」が「それもいいか」となった瞬間だった。
奇跡の大逆転だ。
ただ、じぶんが幹事だったら…。
この店はぜったい選ばない。

そのまんま東「60歳を人生ピークにもっていく法」(***)

60歳を人生ピークにもっていく法―今日からできる、誰にでもできる!
60歳を人生ピークにもっていく法―今日からできる、誰にでもできる!

出版社: ロングセラーズ ; ISBN: 4845420910 ; (2005/11)

去年、「芸人学生」でいたく感動させていただいたそのまんま東氏の新著。
※過去ログ
Sex & Books & Football – そのまんま東「芸人学生」(****)


芸能人であり、早稲田大学政経学部の現役学生であり、そして毎日数十キロを走るランナーでもある東氏。
上の本でいちばんこころに残っているのが、
「体調が悪くなるとふつうに血尿が出て、あ、少し休むかという気になる」
とのエピソードだった。
血尿って!

なぜに、そこまで自分に「苦行」を課すのか?
それは「60歳に人生のピークをもっていくため」なのだという。
具体的には、60歳になったとき、
「他社の苦しみや痛みを想像できる」「自分の居場所が明確になっている」「人の心に住み着く」「ハイテンションな」「未来を見すえる」「ONLY ONEな」「心身ともに自立できるだけの肉体と精神を備えた」60歳
になりたいのだという。
ヴィジョンが完璧なまでにしっかりしているのだ。

さらに、そんな60歳になるために、心がけていることが箇条書きで綴られていく。
その数、なんと65項目。
印象に残ったものを以下に記してみた。
・脱いだ靴はそろえる、トイレの便器は必ず拭いて出る
・無駄な毛は切る
・柔軟体操、ストレッチをする
・地震で死なない
・野菜と果実を食べる
・一回余計に噛み、腹八分目にしておく
・知らない人と会話する
・「大きな志を持つ者は小さな屈辱に耐える」
・他利的で奉仕的な人間になる
・やりたいことをきちんと決めよう
・できるかぎりスリリングな人生を選択する
・不確実な未来の選択で新しい自分を創造しよう
・過去の成功体験や経験則にもとづく「思いこみ」を捨てる
・常に最善と最悪を設定しておく


お笑い芸人でありながら、ここまで熱い文章を書ける人というものめずらしい。
そして、
「自我を確立し、自己実現したい」
と書かれてあるのを見るに、ハハーッと頭を下げる以外にないのであった。
読めば、やる気が出てくる本。


※参考
そのまんま東のホーム・ページ

iTunes Music Store JapanのToday’sトップアルバムが50円ものばかりな件

これ
価格設定ミスらしいんですが。
オトナなんで無駄遣いはしませんものの、メモ。

ホーム > アーカイブ > 2005年12月18日のアーカイブ

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る