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【J1J2入れ替え戦第2戦】柏レイソル2-6ヴァンフォーレ甲府


ヴァンフォーレ甲府、遂にJ1昇格!!

柏レイソル2-6ヴァンフォーレ甲府
◇日時:12月10日15時6分KO
◇会場:日立柏サッカー場(1万2013人)(13.8℃)
◇主審:岡田正義 “ジャスティス”
※ヴァンフォーレ甲府のJ1昇格、柏レイソルのJ2降格が決定

前半10分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(右足)
前半27分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(PK:右足)
後半7分【柏】レイナウド・ダ・クルス・オリヴェイラ(右足←大野)
後半8分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(右足←倉貫)
後半23分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(右足)
後半24分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(左足)
後半41分【柏】宇野沢祐次(右足)
後半42分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(左足)

■柏レイソル(4-2-2-2)
GK1:南雄太
DF4:波戸康広
DF17:土屋征夫 “バウル”
DF20:永田充(後半4分-警告*2=退場)
DF24:平山智規
(後半6分-MF13:小林祐三)
MF7:明神智和
MF23:大谷秀和
(後半0分-FW19:宇野沢祐次)
MF14:大野敏隆
MF10:クレーベル・サンタナ・ホウレイロ
FW18:矢野貴章
(前半36分-FW11:フランサルド・セナ・ソウザ “フランサ”)
FW8:レイナウド・ダ・クルス・オリヴェイラ

■ヴァンフォーレ甲府(4-3-3)
GK34:阿部謙作
DF32:杉山新
(後半44分-DF5:青葉幸洋)
DF2:秋本倫孝
DF15:アライール・デ・ソウザ・カマーゴ・ジュニオール
DF4:山本英臣
MF28:奈須伸也
MF8:倉貫一毅
MF10:藤田健
(後半35分-MF25:鈴木健太)
FW14:石原克哉
FW16:ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”
FW18:長谷川太郎
(後半15分-DF19:池端陽介)


大木武コーチ(甲府)
「信じていました、選手たちを。
勝ててほんとうにうれしい。
きびしいシーズン?
いえ、きびしくはありません、楽しくゲームができたシーズンでした。
試合前に選手たちに指示したのは、いつもどおりにということです。
そのとおりにやってくれました。
守るんじゃなくて攻撃的な、ヴァンフォーレらしいサッカーができたと思います。
J1ではきびしい戦いが待っているでしょう。
ですが、いいゲームができるようにがんばりたいです」

ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”選手(甲府)
「(号泣しながら)
難しいときにいつもぼくたちを支えてくれたのはサポーターだった。
だから、この勝利はサポーターのみんなに捧げたい。
6点も取るなんて、自分ひとりの力ではとてもできっこない。
パスを出してくれたチームメイトのおかげだ。
ことしは1年間ずっとチームがまとまって戦えたと思う。
サッカーというのはまとまってないとなにもできないスポーツなんだ。
きょう、それが証明できたよね?
スタジアムにいるみんな、甲府にいるみんな――みんなの力でJ1に昇格できたよ。
ありがとう、そして、おめでとう!」


———-
柏に1点返されたまさに1分後――。
バレーのミドルがポストに当たってゴールの内側に吸い込まれたとき、勝負が決まった。
甲府の大木コーチは、ハーフタイムでこう指示している。
「2対0は危険なスコア。3点目を取りに行け」
永田の退場で10人になった柏に点を返されたのは誤算だったろう。
が、思惑どおり追加点を取ることができた。
このあと甲府がやるべきことは、試合を「クロージングする(締めに入る)」こと。
FW・長谷川を下げてDFの池端を投入、後半から3トップにチェンジした柏へ対応する。
失点を防ぐことを優先したのだ。

しかし、布陣変更は結果的に甲府の勢いを加速させる。
甲府が2トップになったことで、柏の3枚のDFが積極的に前に出る。
つまり、バレーの前に広大なスペースが与えられたことになったのだ。
点を取らなければいけない柏にとってはやむをえないリスクではあったが、これが6失点に繋がった。

結局、入れ替え戦は2試合とも、甲府のチームとしての成熟度が柏を上回っていたということに尽きる。
スペースにボールを出して、そこに走り込む選手がいる甲府。
足下にボールを出して、ブラジル人の個人技に託した柏。
前線でボールをキープしたら、フォローする選手がいる甲府。
フリーランニングをする選手が少ない柏。
ボールホルダーにあっという間にプレスに向かう甲府。
一発のパスで相手に決定機をつくられる柏。
きょうのゲーム、柏サイドで褒められる点は、きびしい試合内容にもかかわらず最後まで席を立たず応援を続けたサポーターだけだった。

2000年末、財政難でチーム消滅の危機にあった甲府。
窮地から立ち直り、J1昇格を決めたのは感動的といっていいだろう。
バレーの号泣にはもらい泣きしてしまった。
さらに、「J2のファンタジスタ」藤田健がJ1で見られるとなると、いまからドキドキしてくる。

ってワケで、京都が最終戦に甲府で敗れたのもしょうがないっすよね?

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