- 2005 年 6 月 16 日 4:54 PM
- 書籍漫画
■Glaucos(1)
■Glaucos(2)
■Glaucos 3 (3)
■Glaucos 4 (4)
4巻で完結。
アマゾン3巻だけ画像小さいよアマゾン。
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たなか亜希夫、うまいなぁ。
作画力、ストーリー構成力、キャラクター造形力全部。
フリー・ダイビングの元世界チャンピオンで、「マスター」と呼ばれる老人・クロード。
彼は今、みずから命を絶とうとしていた。
南の島で船を沖へと進め、身を投げようとしていたそのとき――彼の目に美しいスタイルで海中を泳ぎ、潜る青年が映る。
というオープニングで、青年・シセがクロードの指導のもとフリー・ダイビング
の世界で生きていく、というあらすじ。
生まれつきの才能をもった青年が、過去の王者をコーチにして、世界をめざす――スポ根チックな設定だが、フリー・ダイビングという「マイナー」な題材を選んでいるのがミソだ。
でも、この競技、自分との戦い、メンタルな戦いの意味合いが大きく、そこが読んでいて、純粋に興味深かった。
で、師弟関係の2人に絡むのが、女性医師・ハルカ。
シセの生まれもっての「潜水能力」は脾臓に秘密がある(潜水時の無呼吸状態で血中酸素の濃度が限界まで下がると、脾臓が働き再び酸素濃度をアップさせる、というもの)と見つけ、2人に付き添ってシセの身体を観察しつづける。
このハルカ、そしてクロード、シセは、それぞれ過去に「しがらみ」があるところも、人物造形に深みを与えている。
とにかく絵も上手いし(この作者は、黒人描かせると絶品だよね)、ストーリー的にもたなか作品の中では女性にも勧められるものではないかと。
最後にネタバレ的に、少しの不満を。
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ラストの4巻の展開が少し急かなと。
連載期間の問題かも知れませんが。
シセがスポーツメーカーの誘いに乗るところとか、もう少し苦悩とかを見せてほしかったような気もする。
理想は、プティに至るまで、何人かの難敵を破っていくRPG的な展開なんだけど、まぁそれはね。
でもラストもキレイに着地したし、ハルカの水中出産は今まで読んできた漫画の中でもトップクラスの「美しさ」だったヾ(´ー`)ノ
そして
■Amazon.co.jp: 本: 人が人を愛する事のどうしようもなさ
石井隆&たなかコンビでこの泣かせるタイトルはなんなんだ。
- 新しい: 花田家の人々
- 古い: 山崎秀夫「ソーシャル・ネットワーク・マーケティング」(**)
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- たなか亜希夫「Glaucos(グロコス)」1-4巻(****) - Sex & Books & Football より

